2月1日 礼拝メッセージ

「夢・希望・展望を開く鍵」    ローマ人への手紙12章9−12節

2009年のわたしたちの教会のビジョンは「リノベートいきいきクリスチャンビジョン」である。ビジョンの内容として、人数の設定だけが、その根本的なビジョンではない。ビジョンは、人の思いや願いから生まれた願望である。確かに日本のキリスト教界では「伝道の閉塞感」が言われている。しかし、イエスは言われている「わたしは今日も明日も、その次の日も自分の道を進まねばならない。」(ルカ13:33)主は変わることなく共にいてその働きを進めようとされている。現象的には色々な事情があっても根本的には主が歴史の主であり、勝利の主であるということである。

絶えず主を信じ、主と共にあるところにビジョンが生まれる。使徒パウロは言う「あなたがたの内に働いて、御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるからです。」(フィリピ2:13)望ませられる、希望を、ビジョンを与えるのは神であると言っている。ビジョンは神から来る。ビジョンはみこころにある。毎日、祈る主の祈り「御国を来たらせたまえ」とはビジョンの根幹であるといえる。

 閉塞感や、絶望にある時の出発点はわれらの主なるイエスキリストにある。主を見上げる時にそこにビジョンが見えてくる。教会の出発は聖霊降臨にある。聖霊の臨在こそはいかなる現状をも変える力である。

 聖霊はキリストの霊であり、キリストの臨在であるといえる。キリストのすべては「神の愛」に尽きる。キリストの愛の臨在からその栄光が輝く。それがとりもなおさずリバイバルである。リノベート刷新はリバイバルであり、初代教会の回復こそが祈りとなり実現目標となる。われわれの教会の置かれている現状を直視し、使徒行伝の教会のあり方を実践し、聖書の目標、即ち「一人も滅びないで皆が悔い改めて救われる」(ペテロU3:9)ことを願い、施策を実践しようではないか。あらゆる宣教の基礎に個人伝道を位置付け、家庭を教会化し、地域での交わりがビジョンの実現となるように祈りたいものである。原点に変えるところから真実のキリストにある生きた教会が形成される。

そこに希望があり展望がある。その初代教会に表わされた交わりは5つに纏められる。

1、み言葉を学ぶ―堅実で強固な教会
2、熱心な祈り―聖霊の力と恵に満たされた教会
3、真実な愛に生きる―暖かい交わりと賛美に満ちあふれた教会
4、伝道を実践する―大胆に伝道する教会
5、信仰生活の実践―献身的な人々の教会

「 愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善から離れず、兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。怠らず励み、霊に燃えて、主に仕えなさい。希望をもって喜び、苦難を耐え忍び、たゆまず祈りなさい。」
(ローマ12:9−12)




今週のみ言葉

「 愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善から離れず、兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。怠らず励み、霊に燃えて、主に仕えなさい。希望をもって喜び、苦難を耐え忍び、たゆまず祈りなさい。」
(ローマ12:9−12)




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