阪神チャペルセンター
  礼拝メッセージ
 
2022年1月元日
元旦礼拝

「光の子として」
エフェソの信徒への手紙5章8節

 新年おめでとうございます。
2022年を迎えることができました。年の初めに私たちの神に礼拝を
ささげましょう。
今年はエフェソ5章8節の御言葉が与えられています。まずご一緒に読みましょう。
「あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい」(エフェソの信徒への手紙5章8節)
以前は罪の暗闇の中を歩んでいた者が、救い主イエスを信じて、受け入れたことにより、驚くべき光の中を歩む者にされました。
主イエスの栄光の光を受け、「光となっています」と教えられています。救われた者は光にしていただいたのです。考えられないほど衝撃的なことです。
主イエスにあって、人は造りかえられます。よく、「生まれ変わって頑張りたい」と言う言葉を聞くことがあります。今までの生き方を変えて生きる決意の言葉ですが、人は人を生まれ変わらせることはできないし、頑張ることで自分を生まれ変わらせることもできません。もう、罪は犯さないと決心しても、また罪の中に引き戻されてしまうという弱さを持ち合わせています。
主イエスの救いだけが人を造り変えます。
コリントの信徒への手紙5章17節には、「キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた」(Uコリント5:17)とあります。
救い主を信じた者は、新しい人に創造された者であり、生まれながらの古い人、罪の性質を持っていた者は、罪許されて新しい人とされたのです。
これは、主イエスの十字架の贖いによるのです。新生です。
私たちは「主に結ばれて」、すなわち、主イエスを受け入れることで主イエスの命に結ばれたのです。神の愛による救いです。
「私は世の光である。わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ。」(ヨハネ8:12)と言われる主イエスと結ばれたのです。主イエスの光を受けて私たちも世の光とされました。
光は闇の中で輝きます。ここにまことの救いがあることの目印になります。
主イエスを証しして、福音を伝えることができるのは光の子とされた者だけです。私たちのすぐ近くに、救いを求めて呻いている人がおられるのではないでしょうか。人生に行き詰り、悩む人がいるのではないでしょうか。病気の為に苦しむ人がおられるのではないでしょうか。罪の中を苦しみながら歩く人々がいるのです。私たちに出来ることは、主イエスというまことの光を伝えることです。
救いは聖霊の御業です。私たちはまことの光を紹介するのです。
私たちは光の子として輝いています。その光について多くの人が聞きたがり、イエス・キリストによるまことの救いを受け入れたいと願います。
世に輝く光として用いられる年となるよう、切に祈りましょう。
主イエスにますます固く結ばれて、輝く光をかかげ、「ここにまことの救いがある」という証しの結果によって、神のなさる救いの業を見ましょう。

今年のみことば
「あなたがたは、以前には暗闇でしたが、
 今は主に結ばれて、光となっています。
 光の子として歩みなさい」
 エフェソの信徒への手紙5章8節


 ページのトップへ
  
2022年の礼拝メッセージ
  
他の年の礼拝メッセージへ


トップページへ