阪神チャペルセンター
  礼拝メッセージ
 
2023年12月24日
クリスマスイブ
キャンドルサービス
「愛の賜物」
Tヨハネの手紙4章9-10節

  御子のご降誕をお祝い致します。
美しいキャンドルの光の中で、尊い御子のご降誕を祝い、礼拝できる恵みを感謝します。
神の時が満ちて、約束の救い主がベツレヘムでお生まれになりました。
尊い御子の誕生ですから、豪華な宮殿や客間でお生まれになるのが当然だと思われますが、御子は家畜小屋でお生まれになり、布に包まれて飼い葉桶の中に眠っていました。
そのころローマ皇帝は、全領土に住民登録の勅命をだしました。ヨセフはダビデの家系でしたから、ダビデの町ベツレヘムへ、ガリラヤのナザレから身重のマリアを連れてやってきました。メシアはダビデの家系からお生まれになるということが約束されていました。神はローマ皇帝の人間的な命令さえも用いて、預言を成就されました。ベツレヘムは、登録のためにやって来た人たちで混雑して、宿屋にはマリアとヨセフの泊まれる余地はありませんでした。出産を控えた御子の母となるマリアを迎え入れる場所がどこにもなかったのです。
救い主は、これ以上ないほどの低い姿でお生まれになりました。
それは、十字架の道を進まれる、ご生涯のすべてにみられる謙遜な姿勢でした。
天の神は、罪深い世の人々を愛されました。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」(ヨハネ3:16)とあります。御子を信じる者が一人も滅びないで永遠の命を得ることが神の御心なのです。
クリスマスは神の愛を知る時です。神が下さった独り子、キリストを信じる時、私たちは本当の意味で生きる者とされます。私たちが真の神を知らない時から神は私たちを愛してくださいました。私たちの罪のための贖いとしてキリストを十字架におかけになったのです。これ以上ないほどの神の愛は十字架で表されました。
神の愛の賜物こそイエス・キリストそのお方です。そして、そのお方さえも捨てても、私たちを愛してくださる、その愛をしっかりと受け止めましょう
「わたしたちすべてのために、その御子をさえ惜しまず死に渡された方は、御子と一緒にすべてのものをわたしたちに賜らないはずがありましょうか。」
(ローマ8:32)
 神の計り知れない愛を受け取り、神の愛の中に生きる者こそ、神の子なのです。


ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。
ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。
権威が彼の肩にある。その名は、「驚くべき指導者、
力ある神 永遠の父、平和の君」と唱えられる。
イザヤ書9章5節


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