イエス・キリストを信じた恵みをエッセーに・・・

「神様に愛されている恵み」

川端サカエ



 イエス様を信じる前の私は、生きる事に失望していました。

 私は十八歳で就職の為に九州からこの関西に出て来ました。そして二十歳で結婚し、子どもが生まれました。
しかし、一歳二ヶ月の時に子どもが亡くなりました。その後しばらく、誰にも自分の悩みを相談することができず、孤独でした。

 しかし神様が私の心の目を開いて下さり、小学生の頃日曜学校に通っていた九州の天草郡河浦町の教会の江崎吉子先生に電話をしました。当時お腹の中に長女・信恵がいましたが、江崎先生と一緒に全国からクリスチャンが集まる集会に参加することができました。その時江崎先生から紹介していただき、阪神チャペルセンターに通うようになりました。その後、信恵を無事出産し、受洗の恵みに与りました。

今日までイエス様と共に歩む事ができ、心から感謝します。真実に私を愛し、理解して下さるイエス様に出会い私の心は癒されていきました。

私はそれまでの試練のせいか、精神的に不安定でした。感情の起伏が激しく、すぐに泣いたり怒ったりしていました。私のような人間を教会でなければ、どこも受け入れてもらえなかったと思います。
教会の牧師先生ご夫妻をはじめ、主にある兄弟姉妹の祈りと助けがありました。教会のみなさまが愛をもって祈って下さり、忍耐をもって私を教え諭して下さいました。

そして、このような私をイエス様は愛し、私のすべての罪を赦し、清め、永遠の命を与えて下さいました。

ハレルヤ、感謝します。この神様から受けた大きな愛をもって人を愛し、とりなして祈っていく者として神様の御前に成長させて頂きたいと思っています。

私の今日までの歩みの中で、いつもイエス様が共にいて下さいました。人に言えない困難な状況もありましたが、確かに神様の助けがありました。

家族の中でただ一人のクリスチャンでありましたが、長女の信恵も救われてクリスチャンとしての歩みをしています。これもただただ、神様の一方的な恵みとしか言いようがありません。
その後、次女も与えられ、「恵」という名前を付けました。今では、この次女・恵も救われてクリスチャンとして共に信仰生活を送っています。

聖書のみことばに「あなたがたが救われたのは、実に恵みにより信仰によるのである。」エペソ二章八節のみことばから名付けました。

子どもたち二人が、神様の恵みにいつも感謝し、そして豊かに用いて頂けるように祈りつつ育てていこうと思っています。




ページのトップへ
あかしリストへ
阪チャペ!へ
トップページへ