イエス・キリストを信じた恵みをエッセーに・・・

「試練を乗り越える力」

松木久恵


 
 私がイエス・キリストに出会ったのは今から40年前のことです。
同じ会社に勤めていたクリスチャンの方に、世界のベストセラーと書いた聖書をいただきました。今まで読んだことがなかった聖書を初めて読みましたが、あまり理解できませんでした。しばらくして、教会に行きませんかと誘っていただき、礼拝に出席するようになりました。礼拝に出席しても初めは何も分かりませんでしたが賛美を歌い、み言葉を聞くうちに自分の心が落ち着き、平安が与えられていることに気がつき感謝しました。
礼拝でみ言葉を聞く中で自分の罪が示され、私の罪のためにイエス様が十字架にかかられ、3日目によみがえられたことによって、永遠のいのちを与えてくださるという、すばらしい恵みを信じ受け入れ洗礼を受けました。
クリスチャンになって、1年後に結婚し、娘2人が与えられ幸せに暮らしていました。娘たちが中学2年と小学6年のときに、主人が胃がんであると知らされ、私には大変つらい試練のときでした。主人は手術を受け、信じることが出来ないほど元気になりましたが、その後、1年で天国に召されました。その間、牧師先生を初め教会の方々に祈っていただき、支えて頂いた事を本当に感謝しております。主人は召される30日前に洗礼を受けました。元気な時は子供を日曜学校に送り迎えをしてくれていました。集会にも時々出席していましたが、病気になって真剣に聖書に目を留め、牧師先生の導きで「永遠の命」キリストの救いを受け入れました。そして悲しみの中にも復活の希望を持って天に帰る喜びを分かち合えました。
聖書「あなたがたの会った試練で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試練に会わせることはないばかりか、試練と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えてくださるのである」(Tコリント10:12)との御言葉が与えられて、試練を乗り越えることができました。
それから27年がたち、娘たちも結婚し、それぞれに2人ずつ子供が誕生して、今、4人の孫たちに囲まれて感謝です。
このようにどんな時にも、イエス様が共にいて支えてくだっさていることを感謝しております。今は、家族も守られ、教会でも守られていることを本当に感謝しております。これからも、この素晴しいイエス様を信じ続けることができるように、み言葉を学び、み言葉を信じて歩んで行きたいと思っております。




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