阪神チャペルセンター
  礼拝メッセージ
 
2024年元旦礼拝
「熱心な祈り」
使徒言行録12章5節

  新しい年を迎え、心より神をほめたたえます。
愛する兄姉、あけましておめでとうございます。あけましておめでとうとは、
新しい年を無事に迎えられたことを祝福する言葉だそうです。
今年の元旦礼拝は、YouTubeでの礼拝ですが、心を一つにして、ご家族そろって私たちの天の父を礼拝いたしましょう。
阪神チャペルセンターに2024年に与えられているのは、「教会では彼のために熱心な祈りがささげられていた」(使徒12:5)という御言葉です。
ペトロが投獄されて今にも処刑されそうになっている大変な時に、教会は熱烈な祈りを絶え間なくささげていました。
主イエスがベツレヘムでお生まれになった時、ヘロデ大王がかかわっていましたが、時が移り、教会を迫害し、ヨハネの兄弟ヤコブを殉教させたことにも、ヘロデという王がかかわりました。このヘロデは、ヘロデ・アグリッパと言って、主イエスがお生まれになっときのヘロデ大王の孫にあたります。この王は、教会を迫害することや、使徒を殉教させることがユダヤ人指導者に喜ばれたので、次はペトロを逮捕して投獄しました。
ペトロは、4人1組の兵士4組に監視されていました。とうてい逃げることなどできません。ヘロデは、過越際の後でペトロを民衆の前に引き出して殺すつもりでした。
ペトロがそのような命の危機を迎えているときに、教会はどうしたでしょうか。
教会は武力をもちません。ヘロデ王やユダヤの権力者に対抗する力は持っていません。しかし、大きな武器を持っていました。それは祈りです。「どのような時にも、“霊”に助けられて祈り、願い求め、すべての聖なる者たちのために、絶えず目を覚まして根気よく祈り続けなさい」(エフェソ6:18)と教えています。
教会では彼(ペトロ)のために熱心な祈りが神にささげられていました。
それは、「教会ではペトロのために、熱烈な祈りがたゆみなく神にささげられていた」と、訳すことができる御言葉です。熱烈でたゆみない祈りは力です。
祈りの結果は神の御心です。天の父はいつも最善の答えを下さいます。
天の父の私たちに対する愛は限りないもので、私たちが祈り求めるような答えでなくても、神は最善を答えてくださるのです。
不思議なことが起きました。天使が遣わされて、ペトロは無事に救出されたのです。
私たちは、目に見える状況がどのようであっても、熱烈にたゆみなく祈る教会でありたいのです。ペトロは投獄されて処刑が目前でした。
私たちの周りには、目に見えない獄屋につながれて、そのまま滅びに向かう魂が大勢います。救いの為に熱烈な祈りをささげる時に、神は不思議をなさいます。
救いの御業を見ることができます。
熱心に執り成す教会として、2024年を歩み通して参りましょう。
愛する兄姉の上に、主イエスの祝福が豊かにありますように!

今年の御言葉
「教会では彼のために熱心な祈りが神にささげられていた。」
使徒言行録12章5節


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