阪神チャペルセンター
  礼拝メッセージ
 
2025年7月27日 
第4聖日礼拝メッセージ 
「教会の土台」
マタイによる福音書16章15-18節

  7月20日には、林由佳先生をお招きして、教会創立70周年記念礼拝、午後には故廣瀬利男牧師、故廣瀬友子師の記念会を持つ事が出来ました。皆さんのお祈りとご奉仕を感謝します。あらためて、召された両師のお働きを振り返り、また、教会の基礎を築いて下さったジョンストン宣教師ご夫妻や岸部先生のお働きに感謝しました。
教会とは、神に召し出された者たちの集まりを指します。アッセンブリーズ・オブ・ゴッドは、神に召されたという意味があります。私たちの教会も、神に召され、信じる者の群れです。その群れが集うところが教会堂です。教会堂は神の臨在の場であり、礼拝をささげ、祈りが積まれている場です。
初期の働きをされた方々は、今は天に主イエスと共におられます。
私たちが信仰のレースを走り抜いているのを、おびただしい証人の一人として見ていることでしょう。(参・ヘブライ12:1)。
私たちは、教会の土台はどこにあるのか、また、私たちの信仰の土台はどこなのかを、御言葉を通して探りたいと思います。
主イエスは弟子たちに、「人々は、人の子のことを何者だと言っているか」とお聞きになりました。
弟子たちは、「『洗礼者ヨハネだ』と言う人も、『エリヤだ』と言う人もいます。ほかに、『エレミヤだ』とか、『預言者の一人だ』と言う人もいます。」(マタイ16:13−14)と答えました。
すると、主イエスは、「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか」(マタイ16:15)とお聞きになりました。
ペトロは、「あなたはメシア、生ける神の子です」(マタイ16:16)とお答えしました。
主イエスは、世の中の人々の事をお聞きになりたかったのではなく、弟子たちが何と答えるか、その答えは信仰告白であるようにと願われたに違いありません。
ペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です。」(マタイ16:16)と答えました。福音書の記者であるマタイは、「シモン・ペトロ」と名前を記しています。
ペトロは主イエスこそ、神の子、キリストだと信仰の告白をしました。
主イエスは、ペトロに、「シモン・バルヨナ、あなたは幸いだ。あなたにこのことを現したのは、人間ではなく、わたしの天の父なのだ。わたしも言っておく。あなたはペトロ、わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。陰府の力もこれに対抗できない。」(マタイ16:17、18)
と大切なことを伝えられました。
主イエスはペトロの事を、シモン・バルヨナと呼んでおられます。これはペトロのもともとの名前で、ヨナの子シモンということです。ペトロのお父さんはヨナという名だということがわかります。
ペトロとは「ペトラ、岩」という意味です。ペトロは、ペンテコステ以後、使徒として殉教するまで主に従い、宣教の生涯を送りました。しかし、ペトロは、バルヨナ・シモンでもありました。聖霊に満たされ、賜物を与えられ、宣教に用いられたのですが、人間に変わりはありません。
主イエスがペトロの信仰告白を喜ばれて、「この岩の上にわたしの教会を建てる」と言われたのは、イエスをキリストとして信じる信仰告白の上に、教会を建てると、言われたのです。
教会の土台、信仰の土台は、「この岩」です。
この岩こそ、救い主、イエス・キリストご自身であることを、しっかりと心に覚えましょう。
主イエスは「わたしの」教会とも言われました。教会は主イエスが十字架の血汐で贖い取ってくださった主の教会です。
パウロは、ミレトスの港にエフェソの長老たちを招き、励ましのメッセージを語りましたが、「どうか、あなたがた自身と群れ全体とに気を配ってください。聖霊は、神が御子の血によって御自身のものとなさった神の教会の世話をさせるために、あなたがたをこの群れの監督者に任命なさったのです。」(使徒20:28)と、励ましました。
教会は信じる者の群れであること、教会は「神が御子の血によって御自身のものとなさった」聖なる、贖われた場であることが、示されています。
キリストを土台とした教会は、「主イエスの教会」であり、「神の教会」です。
私たちも、「あなたはメシア、生ける神の子です」という信仰の告白の上に信仰が築かれて行く事を覚えたいと思います。土台が違っていたら、正しい歩みを進めることはできません。収穫もないのです。
私たちは、祝福された信仰の歩みであるようにと願い祈ります。
それも、土台がなければ難しい事でしょう。
信仰の歩みを進めていくためには、神の言葉がなくてはなりません。
申命記6章4節以下には、シェマーと言われている御言葉があります。「聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、子供たちに繰り返し教え、家に座っているときも道を歩くときも、寝ているときも起きているときも、これを語り聞かせなさい。更に、これをしるしとして自分の手に結び、覚えとして額に付け、あなたの家の戸口の柱にも門にも書き記しなさい。」(申命記6:4−9)。
唯一の真の神に仕え、その御言葉を昼も夜もどんなときにも繰り返し思い起こし、子供たちにも繰り返し教えるようにとの御言葉です。
御言葉を体に結び付け、額にもかかげ、家の柱にも門にも書き記すようにとの命令です。
神を愛することが信仰の土台であることがわかります。
神は愛です。私たちがまだこの方を知らなかった時から、私たちを愛してくださいました。罪の世をさまよって滅びに向かって行ったとき、主は引き戻してくださいました。
尊い十字架によって、罪許され、贖いの喜びを知る者となりました。
永遠の命を与えられていることを感謝します。
贖われた教会、贖われた私たちです。
私たちは、これから主イエスを見上げて、しっかりと歩み続けて行きたいと思います。
神を愛すること、人を愛すること以上の戒めはありません。
御言葉を毎日しっかりといただきましょう。御言葉は命の糧です。私たちの信仰を養い強めてくださる力です。
祈りによって父なる神との交わりを続けましょう。祈りは父との会話です。父なる神はわたしたちに御心を語ってくださいます。父との会話を楽しみましょう。
礼拝を大切にしましょう。日曜礼拝だけではなく、家庭での礼拝をしっかりと持ちましょう。両親の信仰の姿勢は、子供たちを励まします。
両親の信仰を見ながら子供たちは育つのです。
なすべき奉仕を大切にしましょう。どんなに小さな奉仕も必要な奉仕です。忠実さはそこに現れます。
伝道に励みましょう。救いを伝える事が出来るのは、主イエスを信じて救われている者です。救いを求める人々が私たちの周囲には大勢います。主イエスは救い主であることを伝えるのです。必ず救われることを信じます。
愛をもって仕え合う教会には、神の愛が満ち溢れます。祈り合い、慰め合い、執り成し合うところに主イエスはおられます。
私たちの教会は、71周年に向かって歩み始めています。主イエスが再び来られる時まで、教会は前進します。
「あなたはメシア、生ける神の子です」。この信仰告白は私たちの教会と、私たち一人一人の信仰の告白です。
この信仰の上に主イエスが教会を建て上げてくださる事を、感謝します。
ますます主の愛の満ち溢れる教会が建て上げられるように、信じて祈りましょう。

今週のみことば
「あなたはメシア、生ける神の子です。」
マタイによる福音書16章16節


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